海洋散骨葬

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海洋散骨葬の詳細

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海洋散骨とは

海洋散骨とは、簡単に言うと、粉末化した故人の遺骨を海に撒く儀式のことです。

漁場や航路ではなく、海岸から離れた場所で故人の遺骨を撒きます。

故人の遺骨は、先祖代々のお墓や新しく作ったお墓に納骨するのが、今までの常識でしたが、様々な事情や故人の希望により、海洋散骨を選ぶ人が増えてきました。

金銭的な事情で伝統的な葬儀をしたり、お墓を用意するのが困難な場合や、自然への埋葬を希望する人が海洋散骨を選ぶことが多いです。

まだまだ一般的な葬儀としては知られておらず、海洋散骨を選ぶ人も少数派ですが、増えてきているのは確かです。

粉末化した遺骨は、船から撒くこともあれば、ヘリコプターから撒くこともあり、儀式の記念写真なども残してもらえます。

海洋散骨は、海に遺骨を巻いて埋葬する葬儀ですが、山や川、宇宙に散骨する人もいます。
このように、埋葬や葬儀のスタイルは時代とともに多様化しています。

費用がかからない、自分らしい埋葬として人気を集め始めている海洋散骨ですが、メリットだけではなく、デメリットもあります。

海洋散骨のメリット

海洋散骨のメリットは大きく分けて3つあります。

・リーズナブルな費用
・後継者の問題で揉めない
・故人の希望を叶えられる

第一には、リーズナブルな費用が挙げられます。
お墓を用意しなければいけないとなると、安くても100万円以上の費用が必要になります。

しかし、海洋散骨なら、かかる費用は20万円〜です。
費用には、遺骨を粉末にする粉骨費用も、遺骨を海に撒く時の船代も入っています。

火葬してからお墓に納骨する場合は、別で火葬費用や葬儀をするならば葬儀費用もかかります。
つまり、お墓を建てるだけで100万円以上はかかるのですから、その他費用を合わせると、さらに費用がかかります。

海洋散骨は、葬儀もお墓も必要ないので、かなり費用を抑えられます。

海洋散骨が公的に認められるようになったのは1990年からです。
公認されたことで、海洋散骨を望む人も増えてきました。

1990年以前は、公認されていなかったため、海洋散骨を希望しても叶えられませんでした。

葬儀もしたくない、法名もいらないという故人の希望を叶えられるようになり、自分らしい葬られ方を選べるようになりました。

また、海が好き、この海がいいという希望もあるでしょう。
そうした故人の希望を叶えてあげれるのもメリットのひとつです。

そして、お墓の後継者問題ですね。
お墓は、一世帯に一つというのが、最近の考え方ですから、世帯が別になれば新たにお墓を用意しなければいけません。

すると、そのお墓を誰が立てるのか?誰が管理していくのか?という問題が起こってくるのです。

仮に、お墓を建てられたとしても、それを管理していくのは誰か?
少子化により子孫が少ない現状の中で、お墓の後継者を探すのは、世帯によっては難しいことも多いです。

そうした経緯もあり、故人の希望により海洋散骨を選ぶケースも非常に増えてきています。

ちなみに、お墓の管理にも費用がかかります。
しかし、海洋散骨は散骨の儀式が終われば、一切費用はかかりません。

海洋散骨のデメリット

海洋散骨は、まだまだ主流ではないため、やはり周囲からの目が厳しいです。
そうした事情からのデメリットもあります。

海洋散骨のデメリットは次の3つです。

・お墓を作りたくなった時に作れない
・周りに理解してもらえない
・手元に何も残らない

まず、海洋散骨をしてしまってから、お墓を作りたくなっても、肝心な遺骨がないので作れません。
身内が亡くなった時は、葬儀の費用などが用意できなくて海洋散骨にしたけれども、お金が用意できたからお墓を作りたいと思っても作れないのです。

親戚の意向でお墓を作らなければいけなくなっても、海洋散骨した後は、お墓を作りたくても不可能です。
それが元でトラブルが起こることもあります。

次に、海洋散骨に関しては、まだまだ知名度が低く、名前や内容は知っていたとしても、理解度も低いです。
いくら故人の希望であったとしても、理解してもらえないことが多く、白い目で見られることもあります。

故人の希望で海洋散骨にしたのに、費用がないから海洋散骨にしたのではないか?と誤解されることも多いです。

親戚からも誤解されてトラブルになることもありますし、お墓参り出来ないために色々言われるケースもあるかもしれません。

最後に、海洋散骨をすると手元には何も残りません。
普通なら火葬をしてお墓に遺骨を入れますから、お墓の中には遺骨があります。
それに向かって手を合わせ供養をするわけです。
一周忌、三回忌、七回忌など、今後も法要を続けていくので、手をあわせる対象がなければ寂しいですよね。

しかし、海洋散骨の場合は、遺骨を粉末にして海に撒いてしまうため、何ひとつ手元には残らないことになります。

後からになって、寂しいと思っても、撒いてしまった遺骨を元に戻すことができません。

お墓や遺骨があれば、各法要ごとに故人への想いも深まっていきそうですが、海洋散骨で手元に何も残らないとなると、故人への想いも薄れていくように思えます。

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